オオカミ犬
昨日、お友達から60%以上オオカミのオオカミ犬の毛を譲り受けました。
このオオカミ犬達4頭は、一部の愛好家の方が闘犬や趣味の目的で繁殖し、飼いきれなくなり、今は千葉で檻の中で保護されているとお聞きしました。
オオカミの血が濃く入っているからか、犬と違い、人になつくこともなく、走り回ることもできず、織りの中でエサを食べるだけの暮らしをしているという。
私に、この毛を託してくれた友達は、そんな暮らしじゃオオカミの血を持った彼らの誇りある生き方にそぐわず、死んだような目をしていたと話してくれた。
糸を紡ぎ始めて、その独特なにおいが手に鼻について。
その繊細な毛。
白とグレーの混じった毛から、まだ見ぬオオカミが目に浮かんできた。
(羊毛も羊飼いをしたり、毛刈りをしたり、紡いだり。。。毎日、真剣に向き合っていると、その毛質や香などなどから、どんな種類の羊で、年、体の大きさ、毛の部位もなんとなく想像できるようになるものです)
その香り、自然の中に暮らす野生の動物と何か違う。。
糸を紡ぎながら、なんとなく自動操縦で歌を歌っていた。。。
遥かな森に夢見てる。。。と、私は気づかぬうちに歌っていた。。。
それは、ヒマラヤから日本に帰ってきて4日目の私の心だったのか。。。
それとも、オオカミの毛から降りてきた言葉だったのか。。。
それとも両方だったのか。。。
人のエゴで造られし、オオカミと犬の子よ。
小さな檻の中から何を見てるの??
私たち人間の強欲さ。
あなたの命を巻き込んでごめんなさい。
今は、まだ、私の中だけに留めておくけど、紡いでるときに降りてきたイメージ。
ふわふわの毛は、すぐに風にそよいで、はらはらと舞う。
私の手元に舞い降りてきてくれた、このご縁。
私なりのできる事、ちゃんと考えていますから。
犬や猫は捨てちゃダメ。
人と動物は共に生きる仲間だから。
ヒマラヤにおいでよ。
いつの日か。。。
共に、ヒマラヤを走り回ろう。
そんな事は法律上無理だろうけど。
かなうなら、一緒にお山に帰りたいよーーーー。
人と動物は、地球の上で互いにいい関係で共有して生きていけるよね。
そんな暮らしが戻ってきたらいいな。
‘May all of being be happy