Bella Terra

美しい地球.... Beautiful Gaia

Arrived India

India 20,Apr,2017 Dehli to Kullu

4月19日、羽田空港より7か月ぶりに日本から出ました。
北京を経由して、16時間かけてデリー国際空港に到着しました。

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デリーには、夜中の2時に到着して、朝までの時間を空港で過ごすことにしました。
ここで、優しいアメリカ在住のインド人のご夫婦に出会い、トイレに行く間やお茶を買いに行く間、荷物を見ていてもらいながら、朝までの時間を過ごしました。
「デリーは危ないから、明るくなるまで絶対に外に出ないように!」と何度も言われました。インド人が危ない!危ない!という位ですから、私もやっぱり夜の町は怖いです。

ちょっと小話を思い出しました。初めてインドへついた日の事。
オーストラリアからインドへのフライトで、初めてのインドにワクワクしていたのを覚えています。
その時も、深夜着の飛行機に乗っていたのですが、飛行機で隣に座ったインド人女性が心配してくれて深夜に宿探しを手伝ってくれたのでした。
治安の良くない地域でしたので、深夜にタクシーに一人で乗るのも良くないと彼女は言い、彼女の家族が迎えに来てくれた車で、ツーリストの良く集まる地域の宿まで連れて行ってくれたのでした。
お金も受け取ってもらえず、ホテルにチェックインしたのを見届けて行ってしまったのでした。
インドって怖いイメージですが、驚くほどに親切な人にも時々出会うの不思議な場所です。

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さてさて、その日のデリーはとても暑くて42度もあったそうです。
扇風機の下にいても熱風で、早速、山の方に移動することにしました。
その日の深夜バスのチケットを取って、目指すは山あいの町”Kullu”

kulluは地図上のmanaliの近くの小さな町です。

 

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14時間後、バスがいつもいる地域に入り、懐かしい景色を楽しんでいたら。
荷物係の人が、私の顔を見て慌てだしたのです。
私の、目的地ではない場所で荷物を降ろしてしまったそうなんです。
バスは特にバス停に停まるわけではなく、道端で人も荷物もおろしてしまうので、私の荷物は道端に置き去りって事ですね。
夜行バスだったので少し寝ぼけていたのですが、おかげさまではっきり目が覚めました。
あ~これは、もう荷物はなくなってしまった。と覚悟しかけたとき、荷物係の方が電話で確認してくれて、そのまま道に置いてあると。
でも、バスは戻ってくれるわけではなく、荷物のある場所まで荷物係の人と歩いて戻って、そこから、私の下車予定の場所までは自分でバスかタクシーで行きなさいといいます。
他の外国人の旅行者も、それはおかしいと文句を言ってくれたのですが状況は変わらないもの。
そう、ここはインド。ここはインド。と心の中で繰り返す。
荷物はまだ道端にあるはずなので、早く荷物を確保したい気持ちで、今来た道を引き返す。
荷物が見つかって本当に良かった~~~
そこからは、ローカルバスでKulluを目指します。

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ちなみに、今回の荷物は空港の時点で25㎏位。

けっこう重めですね。

 

 

Kulluでは、大親友の家族の家について、おかげでゆっくりさせてもらっています。
ヒマーチャルの春は美しい。雪降る長い冬を超え、草木は春の太陽を祝っているかのようです。
川沿いにあるこの町では、いつでも川の流れる音が響いています。

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マーケットには、旬の山菜が並んでいます。
こちらでも、わらびを食べるようです。
この日は、わらびのカレーが食卓に並びました。

 

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ヒンディー語の勉強も始めました。

 

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久しぶりに会うみんなは相変わらず。また会えて良かったよ~。

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旅の疲れが出たのか、少し体調を崩しています。
もう少しここでゆっくりさせてもらって、山の方へ行ってみよう。
違う国へきているのに不思議だけど、なんていうのかなこの感じ。
親せきの家に遊びに来ているっていうのが一番しっくりきます。
普通のインドの暮らし。
久々の空気、太陽、空、草木、お水と食事。生活のリズム。ヒンディー語。
インドに来たんだな~と感じています。。

やっぱり、移動はいろいろとあるもので、ひやひやすることもあったけど、おかげさまで、旅は順調です。

最後に、今回の旅のテーマをちょっと恥ずかしいのですが夢がかなうように、ここに記

します。

この地域伝統のショールの織りの技術の習得と、さらに、草木染での柄の部分をおることです。

昔は柄の部分を草木染でしていたそうですが、過去2年間探していても見つかりませんでした。

ウールに関する詳しいお話しはまた今度。

 

shanti shanti shanti