Bella Terra

美しい地球.... Beautiful Gaia

After long time....

f:id:mutsumiumi:20190530154806j:plainaせf:id:mutsumiumi:20190530154617j:plainf:id:mutsumiumi:20190530154709j:plain3.11の後、すぐにカナダに避難した私。

ずっと、心に引っかかって、どこの国にいても忘れる事はありませんでした。

ずっと、私なりに心の中で向き合って。この七夕の日。アースデイ福島に招いていただきました。

 

今の福島。自分でちゃんと見に行く決心がやっとつきました。

 

今年の七夕はたのしみだなぁ〜〜^ ^

 

福島でもくるくる。。。みんなでできたらいいなぁ^ ^

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「人はこの地球にとって毒として終わってしまうのか?

それとも、動物、植物、すべての命と共に、もっともっと美しい星を目指す進化を遂げることができるのか?

この美しい星がいついつまでも輝き続けますようにと。

毎日、ヒマラヤの朝日を、夜空を見るたびに思うのです。

 

美しい写真と、村の暮らしの詩の朗読。

そして、未来の子供達に繋いでいきたい、2019年のヒマラヤに生きる賢い人達のお話。」

 

#アースデイふくしま2019inうつしの森 7月6日7日

【出演者さまご紹介】⑧

世界最古の糸紡ぎ・羊飼いの詩 主宰 柴田 睦海さん

 

現代社会に疑問を抱き、自然と共に生きる、真実の暮らしを求めて、バックパック一つで旅に出たのは、11年前。

日本各地を回り、第一次産業やパーマカルチャー、菜食主義、自然療法、田舎暮らし、ヨーガや瞑想への知識を深める。

3.11をきっかけに世界の大自然や、ネイティブの暮らしに憧れて、あてなき、放浪と探求の旅が始まる。

カナダ、米国、オーストラリア、アジア諸国を旅をしながら、模索する日々。

先進国ではグローバル化が進み、自然への破壊もすさまじく、たくさんの疑問を抱く。

それと同時にどの国へ行っても、素晴らしいご縁と美しすぎる自然が私を導き、育んでくれた。

政治的な部分や、環境破壊について調べれば調べるほどに、己の無力さに何度も絶望し、悲しみ。

旅を続ければ続けるほどに、より深い大自然の中に生きるようになっていった。

 

このつづきは、アースディ福島 7日午後のお話会にてじっくりお聞きいただけます。

オオカミ犬

昨日、お友達から60%以上オオカミのオオカミ犬の毛を譲り受けました。

このオオカミ犬達4頭は、一部の愛好家の方が闘犬や趣味の目的で繁殖し、飼いきれなくなり、今は千葉で檻の中で保護されているとお聞きしました。

オオカミの血が濃く入っているからか、犬と違い、人になつくこともなく、走り回ることもできず、織りの中でエサを食べるだけの暮らしをしているという。

私に、この毛を託してくれた友達は、そんな暮らしじゃオオカミの血を持った彼らの誇りある生き方にそぐわず、死んだような目をしていたと話してくれた。

 

糸を紡ぎ始めて、その独特なにおいが手に鼻について。

その繊細な毛。

白とグレーの混じった毛から、まだ見ぬオオカミが目に浮かんできた。

(羊毛も羊飼いをしたり、毛刈りをしたり、紡いだり。。。毎日、真剣に向き合っていると、その毛質や香などなどから、どんな種類の羊で、年、体の大きさ、毛の部位もなんとなく想像できるようになるものです)

 

その香り、自然の中に暮らす野生の動物と何か違う。。

糸を紡ぎながら、なんとなく自動操縦で歌を歌っていた。。。

 

遥かな森に夢見てる。。。と、私は気づかぬうちに歌っていた。。。

それは、ヒマラヤから日本に帰ってきて4日目の私の心だったのか。。。

それとも、オオカミの毛から降りてきた言葉だったのか。。。

それとも両方だったのか。。。

 

人のエゴで造られし、オオカミと犬の子よ。

小さな檻の中から何を見てるの??

 

私たち人間の強欲さ。

あなたの命を巻き込んでごめんなさい。

 

今は、まだ、私の中だけに留めておくけど、紡いでるときに降りてきたイメージ。

ふわふわの毛は、すぐに風にそよいで、はらはらと舞う。

私の手元に舞い降りてきてくれた、このご縁。

私なりのできる事、ちゃんと考えていますから。

 

犬や猫は捨てちゃダメ。

人と動物は共に生きる仲間だから。

 

ヒマラヤにおいでよ。

いつの日か。。。

共に、ヒマラヤを走り回ろう。

 

そんな事は法律上無理だろうけど。

かなうなら、一緒にお山に帰りたいよーーーー。

 

 人と動物は、地球の上で互いにいい関係で共有して生きていけるよね。

そんな暮らしが戻ってきたらいいな。

 

‘May all of being be happy

 

 

お知らせ

ナマスカールジ。

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インドより私事で失礼いたします。
6月、7月と日本に帰国するにあたり、お話し会『羊飼いの詩』と糸紡ぎの伝承会をしながら日本を旅させてただこうと思っております。

最近、命や思いや経験は繋がっていく。その循環に、その繋がりに何をつないでいくのだろうと。真剣に試行錯誤しています。ここでは、おじいちゃん、おばあちゃん達と孫がともに羊を追いかけたり。
今日も、私が織物をしていたら、かっこいいなーっていつも思っているおばあちゃん達3人が、代わる代わる来てくれて、いろんなところを直してくれました。
私に繋いでもらった、たくさんの知恵、想い、愛、祈り。
私は、こんなに美しい地球がいついつまでも、いついつまでも続きますようにと心から毎日思っています。

人として生まれ落ち、悩み葛藤、欲はどこの国でも、どんな方にもあるのでしょう。
人はこの地球にとって毒として終わってしまうのか?
それとも、動物、植物、すべての命と共に、もっともっと美しい星を目指す進化を遂げることができるのか?

人としての煩悩を超えることは難しくとも、だからこそ、私は地球というこの星と、光り輝く宇宙を師事し、彼らを心から愛し、信じて生きていきたいと。
毎朝、朝日を見るたびに、毎夜、夜空を見るたびに思うのです。

美しい写真と、村の暮らしの詩の朗読。
そして、未来の子供達に繋いでいきたい、2019年のヒマラヤに生きる賢い人達のお話。

そして、世界中の先住の民が紡いでいた方法。今は、ずいぶん廃れてできる人が世界からいなくなろうとしている糸紡ぎの方法を伝承していきたいと思っております。

FBの投稿が騒がしくなると思います。
何卒よろしくお願いいたします。

まだまだ、不確定な部分も多く随時アップしていきます。

5月31日 名古屋 薬草labo`棘 糸紡ぎ伝承会
6月1日  薬草‘labo 棘  糸紡ぎ伝承会。 お話し会 
6月22日 鳥取 お話し会
6月23日 鳥取  糸紡ぎ伝承会
6月25日 広島 こだまの森 
6月26日 広島 こだまの森
6月29日 四国
6月30日 四国
7月6日  アースデイ福島
7月7日  アースデイ福島
7月13日 新宿 ‘kiboko
7月20,21日 戸塚ゆっくり堂

それでは、皆様今日も素晴らしい一日を

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Full moon night its a other world....

満月の夜

それは、特別な夜。

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写真を撮りに外へ出て。

何枚か撮りました。

 

こちらの月明りは青いです。

3枚目くらいから、シャッターを押すのが怖くなりました。

不思議な光?なにかが写り始めたのです。

 

月明りに照らされて、植物も、木も、岩も、山並みも、青く輝きます。

それはそれはとても美しいのです。

昼間の太陽の世界とは違う、青い月の世界。

 

夜の村はシーンと静かで、時折、犬や馬が物音を立てるくらいです。

青い月の光に照らされた村は、この世とどこか違う世界が入り混じっているような、不思議な気配がします。

 

この世のものとは思えない程美しい。

異次元を作り出す、満月の光。

 

太陽の世界と月の世界。

 

月に数日。特別な夜が訪れます。

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Washing washing washing

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今回は、上の村で12kgの原毛を買って、山の下の村まで馬で降ろしてもらって、下の村で洗いました。

 

なんと、自宅に源泉のパイプのひいてある家の方にお手伝いして頂きました。

温泉はいいですね。本当に。

源泉かけ流しで贅沢に洗います。

 

洗いの作業では、原毛を解して、大きな汚れを落としていく。

 

12kg。

1匹の羊からとれる原毛は600gほど。

年寄りの羊。若い羊。

白い羊。赤茶の羊。白髪混じりのグレー。

毛束が絡まりやすい羊。

 

ほぐして。

ほぐして。

ほぐしつづけて。

 

夜になっても終わらず。

次の日も朝から、

 

ほぐして。

 

ほぐした後は、熱々の温泉のお湯で油抜きして、その後は、ザルの上でお湯をかけながら、揉み洗い。

 

そして、たっぷりの山水であらいながします。

 

2日目の夕方作業終了しました。

 

屋根の上、テラスには、太陽にあたる羊毛でいっぱいに。

 

今回は、ギータさんにお手伝いしていただきました。

 

ギータさんと洗いの作業をするのは、初めてなのですが、彼女は仕事をとてもきちんとする方で。

今までで、1番丁寧に時間をかけて洗いました。

 

この後の、コーミング。

 

紡ぎ。

 

撚り。

 

編み。

 

織り。

 

仕立て。。。

 

 

ウールの具合で、紡ぎは大変にもなるし、楽しくもなる。。。

 

糸の紡ぎ具合は、編み。織りの出来上がりには、かなり重要で。

 

この後に、必要なウールの量、配色する量などを頭に思い浮かべ、この後、コーミングで、ウールを紡げる状態にしていきます。

 

洗いの作業は、羊の匂いがして、なんとも幸せな気分になります。

 

体力仕事ですが。

 

やっぱり楽しいです。

 

そして、糸になる過程、その後を想像して、にやにやしちゃいます。

 

 

それにしても、こんなに景色も空気も水も綺麗で、羊も、牛も、馬も、犬もこんなに近くにいて、温泉まである。

 

今日も、部屋の入り口まで牛がやって来た。

 

夜に星を見ていたら、鈴の音と共に白い馬が徘徊してやって来る。

その後ろには、青白い夜の山並み。静かな夜の村。

 

 

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そして、ご飯を食べに行ったら、子供が両手にペンを持って、白い壁に向かって突進していき!もちろん絵を描きました^ ^

 

いい空気感ですね〜

 

今日もありがとうございます◎

 

What is beautiful life for all of beings??

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朝から、大家のお母さんと畑を耕しに行きました。

道すがら、電話がかかってきて、となりの90歳のおばあちゃんが朝から姿が見えない。ということで山の中を探しに行きました。

おばあちゃんは、山の奥深くの畑を耕していて、ただでさえ背中曲がっていて、小さいのに、畑を耕していたら、ますます、小さくて見えないよ〜〜。

みんなが心配して探しているのがわかるのか、なんだか、一生懸命弁解していた。

彼女の鍬は小さくて、ほとんど杖みたいな物だけど。。。^ ^少しづつ、毎日耕してるんだね。

こんな村の営みがとっても好きなんだ。

そして、私達は、もっともっと山奥へ畑仕事に行きました。

 

あっと言う間に、この村に来て一年が経つ。少し下の集落に居たから、知り合いが多いかったが、春夏秋冬、共に過ごして見えてきた、リアルな村の人達の暮らしと価値観。

ますます、良いと思うのです。

老若男女、障害のある人、働き者の彼等は、みんなそれぞれ、出来る仕事を各自行って、村という共同体、全体でひとつ。。。として、成り立ってるんだ。

 

そして、この村でも腕利きの羊飼いの家族と暮らす。

100匹以上の羊。3匹の馬。1匹の牛。4匹の犬。8匹?の鶏。。。

おじいちゃんが孫10歳と山に羊を追いに行ったり。

毎日、キラキラした顔で、お互いの今日の成果を話して、お疲れ様。的な感じで夕方を迎える。

一年以上の付き合いで、本当にステキな家族だなぁ。って思うのです。

 

天赦日の今日。。。

 

お父さんとお母さんに、今年のお話会と本のテーマは、あなた達家族!にしたいけど、良いですか?と聞いたら、恥ずかしがり屋の彼等は、ニコニコはせず、頷いた。

 

そして、こんな話をした。

この辺りにも、たった数年でお金やツーリストビジネスで変わってしまった場所がたくさんある。

インドも公害がひどく、水も空気も酷すぎる。

今日、おまえ(私)は、ワラビを摘んで帰ってきたし、ミントも干してお茶にした。村に伝わる万病に効くキノコも乾燥させてるし、薬草たくさん乾燥させてるね。これは、ヒマラヤオリジナルだよ。

ギーもミルクも全部本物を食べて飲んで、だから、私達は元気だよ。

大手の会社の食べ物は当てにならない。この山のオリジナルな食べ物はいいよ〜〜。

日本で家族や友達に食べさせたら、みんな健康になるよ。と。。。

そして、うちのウールのジャケットいいでしょう!奥さんが作ったんだ〜〜。品質も最高だよね〜〜^ ^

日本の家族にも、友達にも、いい水飲んで、オリジナルな強い食べ物させなよ!いいウールの服着せなよ!

それは、良い仕事だよ。

良い仕事をしていたら、ストレスも無いし、幸せじゃない。

誇らしげにお父さんはそう言った。

 

テレビも持っていない。

一年のうち、半分以上は、木も一本も生えていない、ヒマラヤの高地の人っ子一人いない山中で羊と馬だけと共に遊牧生活をしている彼。

 

でも、あまりに真っ当で、なんて、先進的な、食や健康、仕事に対する考えをしているのだろう。。。

 

彼は、地球や自然、自分、子供達がどうやって生きていったら上手くいくか。体験を通して、深く知っていると思うのです。

私は、外国人だし、宗教や育ってきた環境は違いすぎますが。

でも、そこの価値観は、話さなくても、共に時間を過ごしたらわかる。仕事をしたらわかる。村に生きたらわかる。

同じ価値観。

だから、私は、ここにいられてる。

 

私は、彼等は地球と共に暮らす民。自然を愛して暮らす。という事を知っている。太古の昔から伝わる知恵を繋いでいる、賢い民だと思います。

 

ここにいられる事に感謝しています。

 

見習い 羊飼い

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ヒマらやの山の中を、朝から夕方まで羊に草を喰ませながら、追っていきます。

まだまだ、見習い。

大家のお母さんと犬達と囲い込みながらはぐれない様に、変な場所に行かない様に一緒に歩きます。

 

途中、落ち着ける場所で、羊に草を喰ませておいて、私は糸を紡いで、お母さんは編み物をします。

そして、また、移動して。

 

掛け声をかけながら、道なき山の斜面を、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり歩くのは、とっても疲れました。

 

夕方、声も大きくだすのも、疲れてきてた頃。

 

1匹の羊が、なんと赤ちゃんを産みました。

少し休ませて、すぐに群れにと共に移動させました。

あまりに、普通な出来事だったのですが。

へその緒がついた、小さな小さな新しい命。

きつい山道は、自力では歩けないので、抱いて帰ってきました。

産まれたての子羊が腕の中にいて。

心臓の音や呼吸が思ったより強くて。

しばらく、抱いて歩いていたら、なんか、なんとも言えない気分になった。

そして、抱かれながらうんこして。

うんこまみれになりました。

お母さんはぴったりくっついてきて

まだ、外の世界に出てきてびっくりしているようでした。

 

今日は、久しぶりに天気がよくて、すてきな日でした。

 

なかなか、体力仕事ですが、やっぱり羊飼いってすてき♡